少し長い期間、サポートさせて頂いている中学生が、
すごいことをやってのけました!その話を!
画像、動画の一部はジュニアオリンピックサイトから引用してます。
http://www.jaaf.or.jp/jro/48/
ジュニアオリンピック
今年の大会は第48回大会。10月27、28、29日 日本陸上競技連盟主催で横浜の日産スタジアムで開催されました。
言わずと知れた横浜Fマリノスのホームスタジアム!
陸上競技で高記録をもつ中学生の大会です。
ケガをきっかけに
この選手と関わるきっかけは、腰のケガ。
リハビリをどうしようかと思っていたときに、
以前サッカーのゴールキーパーをしていた選手の親御さんが、
弊社のことを紹介して頂いたようで。
症状が症状なだけに、長く関わった方が絶対いいという思いもありました。
そのためにはいろんなことをクリアしていかないといけませんが、
周囲の方のご理解によって可能に!
選手にいいことするためにはアプローチだけではなく、
いろんな工夫が必要ですから!
ジョイントメンテナンス
もちろん患部の状態をよくすることが主となるところ。
しかし、患部だけではなく、なんでそのようなケガになったのか。
そのケガも考慮してもっとハイパフォーマンスにできないか。
そんなことを考察しながらアプローチ。
そこから選手とのセッションの開始。
レースのたびに動画を持ってきてもらい、分析をしました。
身体を治療する際には、関節の動きに特徴がないか、動きにくい、動きやすいなどなど。
姿勢、アライメント、拘縮、筋緊張…これらは選手のパフォーマンスを反映しているのではないか。
いいのか悪いのかはやってみないとわからない。
選手の主観とレースでのタイム(客観)を照らし合わせ、手で触った私の主観とのすり合わせ。
こちらがいいと思っていても、選手からすると「しっくりこない」こともあります。
その居心地の悪さは克服した方がいいのか、それともそのままがいいのか。
これは選手とよく話をしながら詰めていきます。
ありがちなことですが、リハビリ室で正常歩行に近づけようとします。
教科書通りの見本的な歩き方。
そもそもその歩きがいいかどうかもわからない。
その方に合っているかもわからない。
合ってるかわからないのに押し付けるのはセラピストのエゴなのでは。
他の方々の反応
一度、お母さまからお手紙をもらったことがあります。
県大会などに出場する際、他校の先生方に「すごく練習してるんでしょう。フォームが整ってきましたね!」
という内容。しかし「本人もお母さんも苦笑い(笑)」
「長岡さんがされていることはこんなことなんだなぁ。具体的には言えませんが。」
特に練習を変えたわけではなく、週一回のメンテナンス。
そこからのカラダを整えるエクササイズ。
メンテナンス時にはカラダの変化に気が付くこともあります。
アレっ なんかした? ここが張ってるんだけど…
そうやってカラダの変化をどの方向へもっていくかを検討しました。
動作を作ること
陸上競技のことはわかりません。
正しい走り方なんて。
でも、カラダの異変、特徴はわかるのかもしれません。
身体に負担のかからない状態に、関節が動きやすい状態にしていくこと。
どんな競技、日常生活においても必要なことなのかもしれませんね。
こちらから正解を提供することではなく、
一緒に動き作りをしましょう。
で、選手はどうなったかって?
男子200m走 優勝です!
動画では判定どうかなと思いましたが、堂々の金メダル!
0.003秒 差 …陸上って…すごい競技ですね(笑)
高校になっても成長を期待してます!
しかし、金メダル!ズシっと重たい!