先日、ドイツからサッカーのゴールキーパーが帰国。
トレーニングを一緒に実施しました。
その時の会話で、クロスボールに対する対応を課題にしていること。
外国人との身体のサイズの違いについて話ました。
ちょうどサポートしているバスケットボールチームでの動画があったので、
それも交えて話をしたいと思います。
サッカーのゴールキーパー
みなさん、だいたい想像はつくと思いますが、
ゴールへ飛んでくるボール。ゴール前に放り込まれるボールに対する対応です。
たまにはこんなことも(笑)
http://number.bunshun.jp/articles/-/825002
パンチング。(写真はhttp://number.bunshun.jp/articles/-/825002より引用)
相手もボールに対してジャンプしてきます。相手側の膝を上げることが基本のようです。
(写真はhttp://www.asahi.com/sports/gallery/asian_games2010/20101121_04.htmlより)
こうやってキャッチできると、ピンチがチャンスに!
空中では
両手、両足とも宙に浮いた状態です。
自身の重心をコントロールするとなると、
体幹部分の操作または上下肢の重さで身体をコントロールすることになろうかと思います。
上下肢の重さを利用すると、GKのキャッチングなどのパフォーマンスではなく、
身体のコントロールに使用することになるので、スムーズはキャッチングを阻害する可能性があります。
体幹
体幹は、屈曲₋伸展、側屈、回旋の動きがあり、
それによって体幹部分の重心位置を前後左右に変化させることができます。
上下肢での操作なしに体幹部分だけ動かすと、こんな感じになります。
上肢は左右差がありますが、非常に上手に体幹部分を使って動いています。
バスケットボール
スラムダンク(漫画)の有名なセリフ
「リバウンドを制するものは試合を制する!」
リバウンド。リングしたの攻防です。
2つの動画が撮れました。
2名ともトレーニングしているチームのメンバー。
#13は上手に体幹の重心を移動させ、キャッチから着地を行っています。
#8は体幹はバンザイした際に伸展してしまい、機能を失った状態でボールへアプローチしています。これではバランスが崩れやすく、よいパフォーマンスではないかと思います。
ではコマ送りにしてみると、
チームで行っている取り組み
先日、メディアに取り上げられたものですが、地味なトレーニングですが、
徹底すると、リバウンドでの咄嗟の動きに対応できると思います。
コンタクトする瞬間、当たる相手の方へ体幹の重心位置を寄せた方が、
より的確にコンタクトできるのではと思います。
となると#13の選手のように、相手側の上肢がやや高く、もしくはその重心操作は上肢に影響を与えないものであれば、キャッチの自由度が上がるのでは。
頑張りましょう!